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フォトコンで最優秀賞 神島高校の写真部、和歌山県田辺市

「トップアイ」フォトコンテストで最優秀賞を受賞した神島高校写真部員と審査員を務めた日本写真家協会会長の熊切大輔さん(中央)=和歌山県田辺市文里2丁目で
「トップアイ」フォトコンテストで最優秀賞を受賞した神島高校写真部員と審査員を務めた日本写真家協会会長の熊切大輔さん(中央)=和歌山県田辺市文里2丁目で
第1回コンテストで最高賞の「トップアイ賞」を受賞した神島高校2年吉岡美緒さんの4枚組み写真「家族」の1枚
第1回コンテストで最高賞の「トップアイ賞」を受賞した神島高校2年吉岡美緒さんの4枚組み写真「家族」の1枚
 和歌山県田辺市文里2丁目の神島高校写真部(部員20人)が、中高生対象の写真部応援雑誌「TopEye(トップアイ)」の本年度フォトコンテストで、組み写真部門の最優秀賞を受賞した。

 雑誌はニコンイメージングジャパン発行。年4回あるコンテストの入賞作品をポイント換算し、学校単位で各回の総得点数の高い順に年度賞として最優秀賞、優秀賞、敢闘賞を決める。神島高はこれまでに最優秀賞を4回受賞している。本年度から単写真と組み写真の部門が新設された。

 本年度は、家族の日常を題材にした吉岡美緒さん(2年)による組み写真が第1回コンテストの「トップアイ賞」(最高賞)に選ばれるなど、4回を通じて複数の作品が上位にランクインした。

 同校で14日に表彰式があり、審査員を務めた日本写真家協会会長の熊切大輔さん(56)=東京都=が来校。部員たちに記念の盾などを贈った。作品の講評会もあった。

 熊切さんは「神島高は作品のクオリティーが高く、表現力がバラエティーに富んでいる。楽しみながら活動していることが作品から伝わってくる。写真は一生付き合っていける表現。これからも続けてほしい」と話した。

 部長の山中すみれさん(2年)は「日々、さまざまな地域の人と関わりながら楽しく写真を撮っている。名誉ある賞を頂けたことは今後の励みになる」と喜んだ。

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