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熊野巡り楽しむスタンプラリー 和歌山県田辺市

世界遺産登録20周年を記念し、和歌山県田辺市が実施している「デジタルスタンプラリー」
世界遺産登録20周年を記念し、和歌山県田辺市が実施している「デジタルスタンプラリー」
 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念し、和歌山県田辺市は、市内の観光スポットを巡る「デジタルスタンプラリー」を実施している。条件を満たした人に景品を贈る。市観光振興課は「この機会に市内をゆっくり回り、いろいろな角度から熊野を見つめ直してほしい」と呼びかけている。

 熊野古道を中心とした「伝説を体感する王道の熊野ツアー」(全38スポット)▽まちなかを巡る「偉人と旅する口熊野ツアー」(17スポット)▽天神崎や龍神温泉などの「神を感じる絶景・秘境ツアー」(15スポット)―の3コースがある。

 スマートフォンのアプリ「SpotTour(スポットツアー)」のダウンロードが必要。各スポットを訪れると、位置情報を基にデジタルスタンプがたまる。

 達成の条件は、「伝説を体感する王道の熊野ツアー」が10個、それ以外は5個のスタンプを集めること。

 いずれか一つのコースを達成すると、参加賞としてオリジナル買い物袋をプレゼントする。3コース全てを達成すると、抽選で15人に特産品を贈る。

 市のホームページからたどれる世界遺産登録20周年記念事業特設サイトでは、スタンプを集めるためのモデルプランや、各スポットにまつわる物語などを紹介している。

 スタンプラリーの期間は来年2月28日まで。

 問い合わせは、市観光振興課(0739・26・9929)へ。

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