田辺の尋声寺に「子」の大絵馬
和歌山県田辺市中三栖、尋声寺(酒井秀瑞住職)は本堂前に来年のえと「子(ね)」を描いた大絵馬を飾った=写真。絵は住職の妻裕美さん(63)が描いており、21年続く。訪れた人たちが絵馬に見入っている。
絵馬は縦1・86メートル、横1・8メートルあり、ベニヤ板を使用している。本堂の完成を記念した1998年から毎年制作している。
裕美さんが約1カ月かけて水性ペンキとアクリル絵の具でネズミを鳥獣戯画風に描いた。来年はオリンピック、パラリンピックの開催年であることから、聖火やオリンピックの旗を持つネズミから、柔道やボルダリング、カヌーなどをするネズミ10匹が描かれている。
絵馬には禅語「松直棘曲(まつなおく いばらまがれり)」の文字。「松は真っすぐ伸びていき、棘は曲がっているが、みな同じく尊い存在である。それぞれに個性を発揮し、独立独歩として存在している」という意味だという。裕美さんが絵とマッチする禅語を選び、秀瑞住職(65)が揮毫(きごう)した。
裕美さんは「オリンピック、パラリンピックが無事に行われること、世界平和、いろいろな個性の人が活躍できる世界になるようにとの願いを込めて描いた」と話している。
絵馬は縦1・86メートル、横1・8メートルあり、ベニヤ板を使用している。本堂の完成を記念した1998年から毎年制作している。
裕美さんが約1カ月かけて水性ペンキとアクリル絵の具でネズミを鳥獣戯画風に描いた。来年はオリンピック、パラリンピックの開催年であることから、聖火やオリンピックの旗を持つネズミから、柔道やボルダリング、カヌーなどをするネズミ10匹が描かれている。
絵馬には禅語「松直棘曲(まつなおく いばらまがれり)」の文字。「松は真っすぐ伸びていき、棘は曲がっているが、みな同じく尊い存在である。それぞれに個性を発揮し、独立独歩として存在している」という意味だという。裕美さんが絵とマッチする禅語を選び、秀瑞住職(65)が揮毫(きごう)した。
裕美さんは「オリンピック、パラリンピックが無事に行われること、世界平和、いろいろな個性の人が活躍できる世界になるようにとの願いを込めて描いた」と話している。