本宮行政局を代替交番に 田辺市と新宮署、災害対応で覚書
和歌山県警新宮署と田辺市は14日、洪水などの災害発生時に、同市本宮町にある本宮幹部交番の代替交番として、本宮行政局の一室を使用するための覚書に調印した。
本宮幹部交番は本宮行政局から100メートルほど離れた国道168号沿いにあり、警察官2人が勤務している。
新宮署によると、本宮幹部交番は8年前の紀伊半島大水害の際に床上約1・9メートルまで浸水し、復旧するまで行政局の一室を借りて対応した。その後も浸水被害が見込まれる場合は市の厚意で一室を借りて代替交番としてきたが、今回、今後の継続的な運用を見据え、正式に覚書を交わすことにしたという。
調印式が本宮行政局であり、真砂充敏市長と高砂浩之署長が覚書に署名。高砂署長は「本当にありがたい。災害発生時の警察活動に間隙(かんげき)が生じることがないよう、継続した訓練を実施するなど災害対策に万全を期したい」とあいさつ。真砂市長も「代替機能を確約しておくことは意義深いこと。お互いの役割やいざという時の連携を確認したい」と述べた。
代替交番は本宮行政局3階にある小会議室(約40平方メートル)に設置。この日は、幹部交番から、無線機や重要な書類を行政局へ運び入れる訓練もした。
本宮幹部交番は本宮行政局から100メートルほど離れた国道168号沿いにあり、警察官2人が勤務している。
新宮署によると、本宮幹部交番は8年前の紀伊半島大水害の際に床上約1・9メートルまで浸水し、復旧するまで行政局の一室を借りて対応した。その後も浸水被害が見込まれる場合は市の厚意で一室を借りて代替交番としてきたが、今回、今後の継続的な運用を見据え、正式に覚書を交わすことにしたという。
調印式が本宮行政局であり、真砂充敏市長と高砂浩之署長が覚書に署名。高砂署長は「本当にありがたい。災害発生時の警察活動に間隙(かんげき)が生じることがないよう、継続した訓練を実施するなど災害対策に万全を期したい」とあいさつ。真砂市長も「代替機能を確約しておくことは意義深いこと。お互いの役割やいざという時の連携を確認したい」と述べた。
代替交番は本宮行政局3階にある小会議室(約40平方メートル)に設置。この日は、幹部交番から、無線機や重要な書類を行政局へ運び入れる訓練もした。