元プロ加藤さん中高生指導 「女子野球タウン」和歌山県田辺で
和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパークで22日、元女子プロ野球選手らを講師に招いての野球教室があった。田辺・西牟婁を拠点に活動する女子硬式野球クラブチーム「和歌山レジーナ」や田辺・西牟婁の中学校、県内の高校の女子野球選手計16人が参加し、守備の基本を学んだり、楽しみながらトレーニングしたりした。
田辺市は全日本女子野球連盟から、野球を通じて地域活性化を目指す「女子野球タウン」の認定を受けており、その事業の一環で市教育委員会が連盟と連携して開いた。講師は、元女子プロ野球選手の加藤優さんのほか、大阪体育大学の選手とコーチ計5人が務めた。
キャッチボールから始め、加藤さんから「ボールを受ければ早く握ることが大事。ボールの縫い目に指がしっかりかかっているかチェックすること」といったアドバイスを受け、しっかりできているか確認しながら何度も続けた。フライボールの落下点を予測する練習のほか、外野守備でゴロをうまく捕って素早く投げる練習も繰り返した。
トレーニングでは、しゃがんで速足でする鬼ごっこをした。
最後に加藤さんは「練習はきついとは思うが、息抜きも必要。たまには遊び感覚で楽しくやってほしい。目標を持つとやる気が出て、技術が高まる」と呼びかけた。
和歌山レジーナのキャプテンで龍神中学校2年の小柳妃莉さんは「ゴロを捕るのが苦手だったので、教えてもらえて良かった。これから意識して練習を続けたい」、周参見中学校野球部2年の関本杏さんは「野球の面白さを教えてもらった。これから楽しく続けていきたい」と話していた。
加藤さんらは23日、長野小学校の児童と一緒に、田辺市長野の熊野古道「長尾坂」で道普請も体験した。
田辺市は全日本女子野球連盟から、野球を通じて地域活性化を目指す「女子野球タウン」の認定を受けており、その事業の一環で市教育委員会が連盟と連携して開いた。講師は、元女子プロ野球選手の加藤優さんのほか、大阪体育大学の選手とコーチ計5人が務めた。
キャッチボールから始め、加藤さんから「ボールを受ければ早く握ることが大事。ボールの縫い目に指がしっかりかかっているかチェックすること」といったアドバイスを受け、しっかりできているか確認しながら何度も続けた。フライボールの落下点を予測する練習のほか、外野守備でゴロをうまく捕って素早く投げる練習も繰り返した。
トレーニングでは、しゃがんで速足でする鬼ごっこをした。
最後に加藤さんは「練習はきついとは思うが、息抜きも必要。たまには遊び感覚で楽しくやってほしい。目標を持つとやる気が出て、技術が高まる」と呼びかけた。
和歌山レジーナのキャプテンで龍神中学校2年の小柳妃莉さんは「ゴロを捕るのが苦手だったので、教えてもらえて良かった。これから意識して練習を続けたい」、周参見中学校野球部2年の関本杏さんは「野球の面白さを教えてもらった。これから楽しく続けていきたい」と話していた。
加藤さんらは23日、長野小学校の児童と一緒に、田辺市長野の熊野古道「長尾坂」で道普請も体験した。