旅するチョウ「紀州の屋根」に 晩夏の護摩壇山にアサギマダラが飛来、和歌山
残暑厳しい中、和歌山県田辺市龍神村の護摩壇山(1372メートル)で、長距離を移動することで知られるチョウ「アサギマダラ」が、咲き始めのアザミに飛来している。森林公園総合案内所の管理人によると、飛来の本番は10月上旬からで、100匹以上の大群になることもある。
チョウがよく見られるのは、高野龍神スカイライン(国道371号)から森林公園総合案内所へ向かう道路沿い。管理人は「アサギマダラが蜜を吸う花と知って、2年前から刈らずに残している。今年の飛来は少し早いかもしれない」と話している。
アサギマダラは羽を広げると10センチほどになる大形のチョウ。春から夏にかけて北上し、秋になると南下して紀南地方の平地にも飛来する。列島を縦断し、海を渡って沖縄や台湾まで千キロ以上移動することもある。
チョウがよく見られるのは、高野龍神スカイライン(国道371号)から森林公園総合案内所へ向かう道路沿い。管理人は「アサギマダラが蜜を吸う花と知って、2年前から刈らずに残している。今年の飛来は少し早いかもしれない」と話している。
アサギマダラは羽を広げると10センチほどになる大形のチョウ。春から夏にかけて北上し、秋になると南下して紀南地方の平地にも飛来する。列島を縦断し、海を渡って沖縄や台湾まで千キロ以上移動することもある。