和歌山県で初記録 海鳥「アカアシカツオドリ」太地町で見つかる
和歌山県の太地町立くじらの博物館(稲森大樹館長)の自然プールで、県内で初記録となる海鳥アカアシカツオドリが見つかった。衰弱していたため保護して新宮保健所(新宮市)に引き渡したが19日に死んだ。今後、県立自然博物館(海南市)で標本として残す予定。
くじらの博物館によると、16日午前7時ごろ、職員が台風7号の影響で流入したごみを取り除いていたところ、見たことのない鳥が流木に止まっているのを見つけた。
若い個体とみられ、同じ場所から動かず、餌を食べている様子がないことから保護した。引き渡した新宮保健所では給餌して保養に努めるなどしたが助からなかった。台風で飛ばされてきた可能性が高い。
アカアシカツオドリは全長約75センチに成長し、羽を広げると140センチになる。成鳥のくちばしは水色で付け根が赤い。太平洋などの熱帯や亜熱帯の海域に生息する。
くじらの博物館によると、16日午前7時ごろ、職員が台風7号の影響で流入したごみを取り除いていたところ、見たことのない鳥が流木に止まっているのを見つけた。
若い個体とみられ、同じ場所から動かず、餌を食べている様子がないことから保護した。引き渡した新宮保健所では給餌して保養に努めるなどしたが助からなかった。台風で飛ばされてきた可能性が高い。
アカアシカツオドリは全長約75センチに成長し、羽を広げると140センチになる。成鳥のくちばしは水色で付け根が赤い。太平洋などの熱帯や亜熱帯の海域に生息する。