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田辺、南部が1学級減 来年度の県立高校の募集定員

2020年度和歌山県立高校募集定員(紀南)
2020年度和歌山県立高校募集定員(紀南)
 和歌山県教育委員会は25日、来年度の県立高校募集定員を発表した。紀南地方では、南部、田辺の普通科、新翔の総合学科が1学級(各40人)減る。

 全日制は29校4分校で、いまより9学級(360人)少ない162学級(6480人)を募集する。6年連続での減少で、少なくとも1964年度以降で最少となる。2学級(80人)の減だった前年度の募集に比べ、来年度は大幅に定員が減少することになる。県教委は理由について、来年3月の中学校卒業者の大幅な減少が見込まれるためとしている。

 来年3月の県内中学校卒業者は約8100人で、今年より約480人減少する。田辺・西牟婁は約90人、新宮・東牟婁は約40人がそれぞれ減少する。御坊・日高は約10人の増加を見込んでいる。
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