暮らし守る決意示す 和歌山県白浜町の出初め式
和歌山県白浜町の出初め式が5日、同町の白浜会館で開かれた。5年ぶりに分列行進や一斉放水などがあり、町消防本部の職員や消防団員ら約400人が、住民の命や財産を守る決意を示した。
同町の出初め式は、コロナ禍などの影響で近年、規模を縮小していた。
今年の式典では、亡くなった消防職団員らに黙とうをささげ、長年にわたって地域防災に貢献している消防団員36人を表彰。会館の外では、列をなした分団員と消防車両による行進や、海沿いに並んだ消防車から一斉放水が行われた。
大江康弘町長は「いつ起こるか分からない災害や危機に備え、お互いの信頼関係を大切にふるさとを守っていただいていることに改めて感謝したい。何もないことを祈りながらも、一致団結をしてふるさとのためにご活躍いただきたい」とあいさつ。
町消防本部の楠川雄平消防長は「昨年は災害の恐ろしさを再認識した一年だった。私たちは災害の危険を予想し、それを受け止める心構えや覚悟が必要である。消防で培った防災知識や能力を、近隣住民や地域に広げていく一年にしていきたい」と訓示した。
同町の出初め式は、コロナ禍などの影響で近年、規模を縮小していた。
今年の式典では、亡くなった消防職団員らに黙とうをささげ、長年にわたって地域防災に貢献している消防団員36人を表彰。会館の外では、列をなした分団員と消防車両による行進や、海沿いに並んだ消防車から一斉放水が行われた。
大江康弘町長は「いつ起こるか分からない災害や危機に備え、お互いの信頼関係を大切にふるさとを守っていただいていることに改めて感謝したい。何もないことを祈りながらも、一致団結をしてふるさとのためにご活躍いただきたい」とあいさつ。
町消防本部の楠川雄平消防長は「昨年は災害の恐ろしさを再認識した一年だった。私たちは災害の危険を予想し、それを受け止める心構えや覚悟が必要である。消防で培った防災知識や能力を、近隣住民や地域に広げていく一年にしていきたい」と訓示した。