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防災食作りに挑戦! 安居小・三舞中がデイキャンプ、和歌山県白浜町

牛乳パックで防災食器を作る児童(和歌山県白浜町安居で)
牛乳パックで防災食器を作る児童(和歌山県白浜町安居で)
 和歌山県白浜町の安居小学校と三舞中学校でこのほど、「防災デイキャンプ」があった。小学1年~中学3年の18人とその保護者、地域住民ら約20人が参加。防災食作りやレクリエーションを通し、防災の知識を深めた。


 災害に備え、正しい知識を持ち、判断力を身に付けることが目的。昨年も防災につながる体験をしたが、今年は初めて防災食作りに取り組んだ。

 防災食作りでは、ご飯とミネストローネパスタに挑戦。ビニール袋に無洗米と水を入れたものと、パスタとトマト缶などを入れたものを作り、釜でゆであげた。また、防災食を入れる容器も牛乳パックで作った。

 ほかにも、簡易トイレやパーティションなどの防災備蓄品を使った体験や、中学生が考えた防災◯×クイズにグループで取り組み、交流しながら防災について学んだ。

 参加した安居地区の自主防災組織の西政和さん(73)は「日頃からあいさつを交わし、子どもたちと顔なじみになっていることが災害時にも大切になってくる。こういう機会は積極的に参加したい」、三舞中2年の水野希音君は「防災食はゆで時間などが難しく、練習の時はネチネチしたり、硬かったりした。今日は時間がかかってしまったけど、おいしくできた。自宅では持ち出しバッグを作り、ハザードマップを確認するなどの備えをしている」と話した。

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