【動画】「楓浜」「結浜」と一緒に願い事 パンダが食べ残した竹に小学生が七夕飾り、白浜町
七夕の7日、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、ジャイアントパンダが食べ残した竹に、地元の小学生が将来の地球についての願い事を短冊に書いて飾るイベントがあった。
同園スタッフによる「パンダとSDGs(持続可能な開発目標)を考える」をテーマにした特別講義。同町の西富田小学校6年生53人が総合的な学習の一環で参加した。
講義では、パンダ飼育スタッフの品川友花さんが、パンダの生態や同園のSDGsの取り組みをクイズ形式で説明。里山を荒廃させる竹を伐採してパンダの餌とすることで里山の環境を守り、さらにパンダが堅くて食べられないために廃棄していた茎の部分をコップに加工したり、食べ残しの竹をアオリイカの産卵床として活用したりする「パンダバンブープロジェクト」を紹介した。
■「人も動物も平和に」
講義後、小学生たちは、将来どんな地球になってほしいか、どんな地球で暮らしたいかについて考え、一人一人短冊に願い事を書いて竹に取り付けた。短冊には「武力を使用しない未来になってほしい」「環境破壊がなくて、人も動物も平和に暮らせますように」などと書かれていた。
短冊に「人が亡くなるウイルスをなくす未来にしたい」と書いた寒川陽美さん(11)は「もっとSDGsを広めたいと思った。自分ができることとしては、水を節約したり、食べ物を残さないようにしたりしていきたい」と話した。
同園スタッフによる「パンダとSDGs(持続可能な開発目標)を考える」をテーマにした特別講義。同町の西富田小学校6年生53人が総合的な学習の一環で参加した。
講義では、パンダ飼育スタッフの品川友花さんが、パンダの生態や同園のSDGsの取り組みをクイズ形式で説明。里山を荒廃させる竹を伐採してパンダの餌とすることで里山の環境を守り、さらにパンダが堅くて食べられないために廃棄していた茎の部分をコップに加工したり、食べ残しの竹をアオリイカの産卵床として活用したりする「パンダバンブープロジェクト」を紹介した。
■「人も動物も平和に」
講義後、小学生たちは、将来どんな地球になってほしいか、どんな地球で暮らしたいかについて考え、一人一人短冊に願い事を書いて竹に取り付けた。短冊には「武力を使用しない未来になってほしい」「環境破壊がなくて、人も動物も平和に暮らせますように」などと書かれていた。
短冊に「人が亡くなるウイルスをなくす未来にしたい」と書いた寒川陽美さん(11)は「もっとSDGsを広めたいと思った。自分ができることとしては、水を節約したり、食べ物を残さないようにしたりしていきたい」と話した。