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特定外来カミキリ日高川町で初確認 梅やモモの木を食害、注意を

クビアカツヤカミキリの成虫(大阪市立自然史博物館提供)
クビアカツヤカミキリの成虫(大阪市立自然史博物館提供)
 和歌山県は5日、日高川町で初めて特定外来生物のクビアカツヤカミキリが見つかったと発表した。成虫3匹(いずれも雄)で、樹木の被害はなかった。確認した地点から半径1キロにある梅やサクラなどバラ科の全ての木を調べる。

 町内の梅農家から「梅畑で1匹を見つけた」と4日に連絡があり、この畑を改めて調べたところ、さらに2匹が見つかった。

 県内の紀北以外の自治体で見つかるのは御坊市に次いで2例目。日高川町での確認地点は、御坊市内での被害を受けて調べた「半径3キロ」の外だったという。県は「どこで見つかってもおかしくない状況。自宅周辺などを改めて確認してほしい。見つけたら連絡を」と呼びかけている。

 御坊市では6月27日以降、2カ所で雄3匹、雌1匹の成虫が見つかった。いずれも被害はなかった。

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