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御坊市内で梅の被害確認 外来カミキリ、紀北以外で初

クビアカツヤカミキリの成虫(大阪市立自然史博物館提供)
クビアカツヤカミキリの成虫(大阪市立自然史博物館提供)
 和歌山県は29日、御坊市内の梅園でクビアカツヤカミキリの被害が見つかったと発表した。梅の木の被害確認は紀北以外で初めて。

 バラ科の樹木を枯死させる特定外来生物。10日に市内のサクラの木で被害が見つかり、県などが調査を続けている。

 梅の木の被害は、市内3カ所の園地で1本ずつ見つかった。いずれもフラス(幼虫が排出する木くずとふんの混ざったもの)という。この3本は所有者が処分する予定。

 梅の収穫シーズンを迎えており、県は「自身の園地や周辺の木に被害がないか確認してほしい」と呼びかけている。

 今回を含めると、御坊市内での被害は計6カ所で、梅、サクラの8本で確認されたことになる。

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