クビアカツヤカミキリの成虫(大阪市立自然史博物館提供)
和歌山県は27日、御坊市で特定外来生物クビアカツヤカミキリの成虫2匹が見つかったと発表した。梅やサクラなどバラ科の樹木を枯死させる幼虫の発生や新たな被害につながりかねないとして、引き続き警戒する。
発見は26日。雌は住民からの通報で、雄は見回り中の職員が見つけた。県は「見つけ次第、捕殺し、連絡してほしい」と呼びかけている。
御坊市では5月以降、6カ所の梅やサクラの計8本で幼虫のフラス(幼虫が排出する木くずとふんの混ざったもの)が見つかった。