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山中さんが和歌山県高校記録 野中さんも全国へ、近畿高校総体陸上

近畿高校総体の女子400メートルハードルで3位に入賞した熊野の山中優依さん(和歌山市で)
近畿高校総体の女子400メートルハードルで3位に入賞した熊野の山中優依さん(和歌山市で)
 陸上競技の全国高校総体(インターハイ)近畿ブロック予選が15~18日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場であり、紀南の高校からは、女子400メートルハードルで熊野3年の山中優依さんが県高校記録を更新する1分0秒54で3位に入賞。女子やり投げで田辺3年の野中葉月さんが43メートル14を記録して5位に入賞した。いずれも8月2~6日に札幌市であるインターハイに出場する。

 山中さんは女子400メートルハードルで自己ベストを更新する力走を見せた。「(顧問の)先生から『10台目のハードルを跳んだ後のラストスパートで決まる』と言われていた。3位に入るとは思っていなかった。最後はみんなの応援で頑張れた。インターハイでは1分を切りたい」と笑顔で話した。

 女子やり投げで5位入賞を果たした野中さんは「近畿では目標だった43メートルを投げることができたのでうれしい。インターハイでは45メートル投げられるように頑張りたい」と抱負を語った。

 このほか紀南からの入賞では、熊野3年の堀口颯汰君が男子400メートルハードルで53秒68を記録し8位に入った。

 紀南関係では、串本町潮岬中学校出身で、大阪府の東大阪大敬愛1年の久保凛さんが女子800メートルで2分6秒19を記録して優勝し、インターハイ出場を決めた。

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