「熊楠と梅岳・米花展」 6月11日まで白浜の南方記念館
和歌山県白浜町の南方熊楠記念館で、小企画展「熊楠と梅岳・米花展」が開かれている。上富田町出身の南画家、稲田米花(1890~1985)の「南方熊楠先生肖像」など32点を展示している。6月11日まで。
青木梅岳(1866~1947)は、三重県松阪市生まれの南画家。明治期に田辺に移住し、米花へ南画を教えた。後年、熊楠の長男・熊弥の藤白(現海南市)での療養を支えた人物でもあり、熊楠の日記に名前が出ている。
今回の企画展では、梅岳の「漆画 富嶽之図」などを展示して熊楠と梅岳の関係性を明らかにするとともに米花や熊弥の写真や資料を並べている。
熊弥が幼少期に描いた動物や植物の絵には、熊楠が「猫」「亀」などと注釈を付けており、子煩悩さが伝わる資料となっている。
29日~5月7日には1938(昭和13)年に熊楠が書いた日記の原本を限定公開する。
また、5月7日と21日、6月11日の午後2時から、記念館の三村宜敬学芸員によるギャラリートークがある(約20分)。参加申し込みは不要。
開館時間は午前9時~午後5時。入館料は600円(小中学生300円、幼児無料)。木曜休館(5月4日は開館)。
問い合わせは、記念館(0739・42・2872)へ。
青木梅岳(1866~1947)は、三重県松阪市生まれの南画家。明治期に田辺に移住し、米花へ南画を教えた。後年、熊楠の長男・熊弥の藤白(現海南市)での療養を支えた人物でもあり、熊楠の日記に名前が出ている。
今回の企画展では、梅岳の「漆画 富嶽之図」などを展示して熊楠と梅岳の関係性を明らかにするとともに米花や熊弥の写真や資料を並べている。
熊弥が幼少期に描いた動物や植物の絵には、熊楠が「猫」「亀」などと注釈を付けており、子煩悩さが伝わる資料となっている。
29日~5月7日には1938(昭和13)年に熊楠が書いた日記の原本を限定公開する。
また、5月7日と21日、6月11日の午後2時から、記念館の三村宜敬学芸員によるギャラリートークがある(約20分)。参加申し込みは不要。
開館時間は午前9時~午後5時。入館料は600円(小中学生300円、幼児無料)。木曜休館(5月4日は開館)。
問い合わせは、記念館(0739・42・2872)へ。