【動画】トルコ大地震で義援金募集 友好発祥の和歌山県串本町
日本トルコ友好発祥の町として知られる和歌山県串本町は7日、トルコ南東部で大地震が発生し多くの被害が出ていることを受け、義援金の募集を始めた。同町サンゴ台の町役場などに募金箱を設置。町は「少しでも被災されたトルコの方々のお力になれれば」と協力を呼びかけている。
トルコ南部のガジアンテプ県付近で6日に発生したマグニチュード7・8の大地震などにより、7日現在、隣国のシリアと合わせた死者は4300人以上に上っていると報道されている。
この地震を受け、串本町では7日、町役場1階と同町西向にある旧古座分庁舎1階に募金箱を設置。同町樫野にあるトルコ記念館と同町串本にある町文化センターにも順次、設置するという。
町役場では同日、来庁した町民が早速募金。同町潮岬の男性(75)は「串本とトルコの関係は深いので、少しだけでもと寄付をさせてもらった。心が痛むし心配。早く復興していただきたい」と話した。
町総務課の新屋樹主事(28)は「エルトゥールル号遭難事故(1890年)があった際にトルコの方を助け、イランイラク戦争の時には日本人を救助していただき、お互いに助け合いの関係が続いている。今回も地震で多くの方が被災されており、少しでもお力になれれば」と義援金の協力を求めている。
集まった義援金は駐日トルコ大使館に贈り、被災地の復旧や被災者の支援などに役立ててもらう。
同町はトルコにある日本の大使館を通じて同国へ田嶋勝正町長のメッセージも届ける。メッセージでは「大地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。報道やインターネットで大きな被害が出ている様子を見ると、心を痛めるばかりです。日本トルコ友好発祥の町として、義援金を募集いたしますので、皆さま頑張ってください」と呼びかけている。
■県も7日から募る
県は被災者を支援するため、7日から義援金の募集を始めた。
紀陽銀行県庁支店、口座名義「和歌山県トルコ震災を支援する会」、口座番号は普通416665で受け入れている。
県は「エルトゥールル号遭難事故以来、日本とトルコは困難が生じたときは互いに助け合ってきた。両国友好の原点の地から被災者の力になりたいと考え、義援金を募ることにした」と協力を呼びかけている。義援金はトルコ大使館に贈る予定。
問い合わせは県国際課(073・441・2065)へ。
トルコ南部のガジアンテプ県付近で6日に発生したマグニチュード7・8の大地震などにより、7日現在、隣国のシリアと合わせた死者は4300人以上に上っていると報道されている。
この地震を受け、串本町では7日、町役場1階と同町西向にある旧古座分庁舎1階に募金箱を設置。同町樫野にあるトルコ記念館と同町串本にある町文化センターにも順次、設置するという。
町役場では同日、来庁した町民が早速募金。同町潮岬の男性(75)は「串本とトルコの関係は深いので、少しだけでもと寄付をさせてもらった。心が痛むし心配。早く復興していただきたい」と話した。
町総務課の新屋樹主事(28)は「エルトゥールル号遭難事故(1890年)があった際にトルコの方を助け、イランイラク戦争の時には日本人を救助していただき、お互いに助け合いの関係が続いている。今回も地震で多くの方が被災されており、少しでもお力になれれば」と義援金の協力を求めている。
集まった義援金は駐日トルコ大使館に贈り、被災地の復旧や被災者の支援などに役立ててもらう。
同町はトルコにある日本の大使館を通じて同国へ田嶋勝正町長のメッセージも届ける。メッセージでは「大地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。報道やインターネットで大きな被害が出ている様子を見ると、心を痛めるばかりです。日本トルコ友好発祥の町として、義援金を募集いたしますので、皆さま頑張ってください」と呼びかけている。
■県も7日から募る
県は被災者を支援するため、7日から義援金の募集を始めた。
紀陽銀行県庁支店、口座名義「和歌山県トルコ震災を支援する会」、口座番号は普通416665で受け入れている。
県は「エルトゥールル号遭難事故以来、日本とトルコは困難が生じたときは互いに助け合ってきた。両国友好の原点の地から被災者の力になりたいと考え、義援金を募ることにした」と協力を呼びかけている。義援金はトルコ大使館に贈る予定。
問い合わせは県国際課(073・441・2065)へ。