桜と古道楽しんで 田辺、長尾坂近くに植樹
和歌山県田辺市長野の長尾地区住民や地区に田畑を持つ人たちなどでつくる「長尾坂組合」は3日、地区を通る熊野古道「長尾坂」近くの県道沿いの高台に、カスミザクラ10本を植樹した。茶端豊組合長(65)は「古道を歩く人たちに、桜の花を見て楽しんでもらえれば」と話している。
カスミザクラを植えたのは、県道長野上秋津線と県道平瀬上三栖線の交差点沿いの高台にある休耕田。長尾坂を上るとちょうど見上げる位置にあたる。苗木は西牟婁地方緑化推進会から「環境緑化木植栽事業」で提供を受けた。
長尾坂組合は、長尾坂が2016年にユネスコ世界遺産に追加登録されたことを機に発足。田辺市教育委員会の委託で年4回、長尾坂の草刈りなどをしている。桜の植樹は、今後も古道近くの耕作放棄地で続けていきたいという。
カスミザクラを植えたのは、県道長野上秋津線と県道平瀬上三栖線の交差点沿いの高台にある休耕田。長尾坂を上るとちょうど見上げる位置にあたる。苗木は西牟婁地方緑化推進会から「環境緑化木植栽事業」で提供を受けた。
長尾坂組合は、長尾坂が2016年にユネスコ世界遺産に追加登録されたことを機に発足。田辺市教育委員会の委託で年4回、長尾坂の草刈りなどをしている。桜の植樹は、今後も古道近くの耕作放棄地で続けていきたいという。