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節分の水槽登場 すさみのエビとカニの水族館

節分をテーマにした特別水槽(和歌山県すさみ町江住で)
節分をテーマにした特別水槽(和歌山県すさみ町江住で)
 和歌山県すさみ町江住にある「エビとカニの水族館」に節分にちなんだ特別水槽が登場した。名前に鬼が入った生き物など3種23匹が、鬼の面の周囲で動いている。2月5日まで。

 特別水槽のテーマは「鬼は~内でフグは~外?」。

 水槽の中の生き物は、巨大なゴカイの仲間オニイソメ(体長約60センチ)1匹、全身に生えた鬼の腕のような剛毛が特徴のホンドオニヤドカリ(体長約10センチ)2匹、河口などで群れをつくって生活するクサフグ(体長約10~12センチ)20匹。いずれも水族館のスタッフが近海で採集した。

 成長すると体長3メートルを超えることもあるオニイソメは初めての展示。巨大な顎を持ち、巣穴に近づいてきた生物を捕らえて食べる。狭い岩の隙間や砂地に生息しているため、全身を見ることができるのはまれだという。

 問い合わせは水族館(0739・58・8007)へ。年中無休。開館時間は午前9時~午後5時(最終入館午後4時20分)。

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