和歌山県内最大の発電規模 上富田町にメガソーラー完成
和歌山県上富田町市ノ瀬のゴルフ場跡に建設していた大規模太陽光発電所「パシフィコ・エナジー和歌山メガソーラー発電所」が完成した。敷地面積は約74万平方メートル。発電規模は111メガワット(直流ベース)で県内最大。一般家庭約4万8千世帯分の電力を賄えるという。
太陽光発電など再生可能エネルギー事業を手がける「パシフィコ・エナジー」(東京都)が運営している。
施設は2020年春に着工。先立って発電設備が完成し、22年4月から売電を始めていた。11月に残りの工事が完了した。
6日に同所で竣工(しゅんこう)式があり、パシフィコ・エナジーやスポンサー企業の社員、工事関係者に加えて、上富田町の奥田誠町長や松井孝恵町議のほか、市ノ瀬地区の財産区や愛郷会などから計約90人が出席した。
地元の春日神社の宮司による神事を営んだ後、関係者があいさつをして施設の完成を祝った。パシフィコ・エナジーの代表取締役社長兼CEO、松尾大樹さんは、地元の関係者や施工者、スポンサー企業に感謝を述べて「この場所は以前、地域に長年愛されてきたゴルフ場だった。地域との関係を忘れず、今後もより一層愛される施設にしていきたい」と語った。
その後、代表者でテープカットをしたほか、出席者が展望台に上り発電所を見学した。
奥田町長は取材に対し、「太陽光は、発電の過程で二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとなっている。町としても、SDGs(持続可能な開発目標)を進める上で、再生可能エネルギーの活用は必要だと考えている。町内には他にも太陽光や木質バイオマス、梅調味廃液を使ったバイオガス発電所などもあり、さらなるクリーンエネルギーの発展に協力していきたい」と話した。
太陽光発電など再生可能エネルギー事業を手がける「パシフィコ・エナジー」(東京都)が運営している。
施設は2020年春に着工。先立って発電設備が完成し、22年4月から売電を始めていた。11月に残りの工事が完了した。
6日に同所で竣工(しゅんこう)式があり、パシフィコ・エナジーやスポンサー企業の社員、工事関係者に加えて、上富田町の奥田誠町長や松井孝恵町議のほか、市ノ瀬地区の財産区や愛郷会などから計約90人が出席した。
地元の春日神社の宮司による神事を営んだ後、関係者があいさつをして施設の完成を祝った。パシフィコ・エナジーの代表取締役社長兼CEO、松尾大樹さんは、地元の関係者や施工者、スポンサー企業に感謝を述べて「この場所は以前、地域に長年愛されてきたゴルフ場だった。地域との関係を忘れず、今後もより一層愛される施設にしていきたい」と語った。
その後、代表者でテープカットをしたほか、出席者が展望台に上り発電所を見学した。
奥田町長は取材に対し、「太陽光は、発電の過程で二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとなっている。町としても、SDGs(持続可能な開発目標)を進める上で、再生可能エネルギーの活用は必要だと考えている。町内には他にも太陽光や木質バイオマス、梅調味廃液を使ったバイオガス発電所などもあり、さらなるクリーンエネルギーの発展に協力していきたい」と話した。