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鳥インフルで当面休園 アドベンチャーワールド、防疫措置は完了

臨時休園の看板を立てているアドベンチャーワールド(11日、和歌山県白浜町で)
臨時休園の看板を立てているアドベンチャーワールド(11日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県は12日、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で発生した鳥インフルエンザの防疫措置が完了したと発表した。家禽(かきん)類63羽を処分した。施設は当面休園することを決めた。

 県によると10日、施設職員がアヒル6羽が死んでいるのを発見し、県が検査をしたところ、11日に鳥インフルエンザに感染していたことが判明した。家畜伝染病予防法による県の決定を受け、県と施設の職員が11日から、家禽類であるアヒル35羽(死んだ6羽を含む)とガチョウ13羽、ダチョウ1羽、エミュー14羽の殺処分と焼却処分をしていた。消毒などを含め、12日午前に防疫措置を完了した。

 施設は11日から休園し、再開時期は未定としている。法律の対象である家禽類の防疫措置が完了したため、開園可能となったが、フラミンゴやペンギンなど、他の鳥類の経過観察も必要と施設が判断。県や国と協議した上で、当面の休園を決めた。再開時期については、あらためてホームページなどで知らせるとしている。

 県は、施設から一定の範囲にある養鶏場1戸(採卵鶏4500羽)に対し、区域外への卵などの搬出を禁止しているが、23日に解除する予定という。

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