コロナとインフル同時流行懸念 和歌山県がワクチン接種呼び掛け
今冬、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が心配されるとし、和歌山県は新型コロナだけでなく、インフルエンザのワクチンも接種するよう呼びかけている。
県福祉保健部の野尻孝子技監が26日に記者会見。同時流行が心配される理由として、国内でここ2年、インフルエンザが流行せず、抵抗力を持った人が少なくなっていること、全国旅行支援の実施や海外からの観光客増などで人流が活発になると想定されること、南半球で今夏、インフルエンザと新型コロナが流行したことを挙げた。
インフルエンザは過去の例から、12月の学校の冬休み前に一定の流行があり、翌年の休み明けから急速に拡大する傾向があるという。また、新型コロナも「第8波」到来が懸念されている。
野尻技監は「基本的な感染予防対策を継続することが重要。その上で、できたら新型コロナと季節性インフルエンザのワクチン接種をお願いしたい。両方のワクチンの同日接種も可能になっている」と話した。インフルエンザワクチンの接種は、流行期前の11月には完了するのが望ましいとした。
県は新型コロナとインフルエンザを同時に検査できるキットを備蓄し、流行に備えているという。
■2価ワクチン追加配分
県内の市町村に11月17日の週と24日の週、新型コロナウイルス2価ワクチンが、計13万8060回分追加配分される。県によると、これで2回目接種終了者の約97%に相当する量のワクチンが確保される。
追加配分される2価ワクチンはファイザー製で、従来株とオミクロン株のBA・4、BA・5に対応している。印南町以南の追加配分量は次の通り。
印南町1248回分、みなべ町1848回分、田辺市1万218回分、白浜町3132回分、上富田町2268回分、すさみ町588回分、串本町2352回分、古座川町402回分、那智勝浦町2172回分、太地町474回分、新宮市4050回分、北山村66回分
県福祉保健部の野尻孝子技監が26日に記者会見。同時流行が心配される理由として、国内でここ2年、インフルエンザが流行せず、抵抗力を持った人が少なくなっていること、全国旅行支援の実施や海外からの観光客増などで人流が活発になると想定されること、南半球で今夏、インフルエンザと新型コロナが流行したことを挙げた。
インフルエンザは過去の例から、12月の学校の冬休み前に一定の流行があり、翌年の休み明けから急速に拡大する傾向があるという。また、新型コロナも「第8波」到来が懸念されている。
野尻技監は「基本的な感染予防対策を継続することが重要。その上で、できたら新型コロナと季節性インフルエンザのワクチン接種をお願いしたい。両方のワクチンの同日接種も可能になっている」と話した。インフルエンザワクチンの接種は、流行期前の11月には完了するのが望ましいとした。
県は新型コロナとインフルエンザを同時に検査できるキットを備蓄し、流行に備えているという。
■2価ワクチン追加配分
県内の市町村に11月17日の週と24日の週、新型コロナウイルス2価ワクチンが、計13万8060回分追加配分される。県によると、これで2回目接種終了者の約97%に相当する量のワクチンが確保される。
追加配分される2価ワクチンはファイザー製で、従来株とオミクロン株のBA・4、BA・5に対応している。印南町以南の追加配分量は次の通り。
印南町1248回分、みなべ町1848回分、田辺市1万218回分、白浜町3132回分、上富田町2268回分、すさみ町588回分、串本町2352回分、古座川町402回分、那智勝浦町2172回分、太地町474回分、新宮市4050回分、北山村66回分