和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

和歌山県南部で激しい雨 13~14日、本宮では床上浸水

 13日から14日にかけ、和歌山県南部で激しい雨が降った。田辺市本宮町本宮では水路があふれ、住宅1棟が床上浸水した。

 県によると14日午後3時までの累積雨量は、多い方から田辺市本宮町三越で300ミリ(13日午後6時40分から)、本宮町本宮で294ミリ(13日午後1時50分から)、新宮市熊野川町篠尾で290ミリ(13日午前3時50分から)を観測した。那智勝浦町浦神西では14日午前5時からの1時間で110ミリの雨が降った。

 住家被害は床上浸水1棟のほか、那智勝浦町下里の1棟、同町浦神の5棟で床下浸水の被害があった。また、空き家では、那智勝浦町の八尺鏡野、浦神、下里の計4棟で床上、床下浸水があった。

 田辺市本宮町の道路でものり面ブロックが崩れたり、落石があったりした。16日正午現在も「市道下向上切原線」「林道谷口皆瀬川線」「市道沖谷籠山線」で通行止めとなっている。

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