高学年の8割が「あだ名ある」 「友達感ある」「嫌な気持ち」
SNS(交流サイト)上で「校則であだ名を禁止する小学校が増えている」と話題になっている。和歌山県田辺市では禁止している学校はないというが、児童はあだ名についてどう思っているのか。紀伊民報は紀南の小学校にアンケートした。
アンケートは学校の授業で使用するタブレット端末を通じ、インターネットで行った。5校の5、6年生92人から回答があった。
「あだ名」があると答えたのは77・2%(71人)。その「あだ名」が好きか、嫌いかを尋ねたところ「好き」が45・1%(32人)で、嫌いは4・2%(3人)。「どちらでもない」が50・7%(36人)と半数を占めた。
「好き」な理由は「親しみやすいから」「友達感があるから」「自分らしくていいから」「特別感があるから」などで、友達との仲をより深めるといった回答が目立った。
一方で「嫌い」の理由は「嫌な気持ちになるから」「からかわれるから」「頭が悪そうな感じのあだ名だから」という意見があった。
田辺市内のある小学校長は「あだ名は特に禁止していない。プラスとマイナスの両面あり、相手がどう受け止めるかに尽きる。問題があると判断すれば注意するが、そうした事例はほとんど聞かない」と話している。
アンケートは学校の授業で使用するタブレット端末を通じ、インターネットで行った。5校の5、6年生92人から回答があった。
「あだ名」があると答えたのは77・2%(71人)。その「あだ名」が好きか、嫌いかを尋ねたところ「好き」が45・1%(32人)で、嫌いは4・2%(3人)。「どちらでもない」が50・7%(36人)と半数を占めた。
「好き」な理由は「親しみやすいから」「友達感があるから」「自分らしくていいから」「特別感があるから」などで、友達との仲をより深めるといった回答が目立った。
一方で「嫌い」の理由は「嫌な気持ちになるから」「からかわれるから」「頭が悪そうな感じのあだ名だから」という意見があった。
田辺市内のある小学校長は「あだ名は特に禁止していない。プラスとマイナスの両面あり、相手がどう受け止めるかに尽きる。問題があると判断すれば注意するが、そうした事例はほとんど聞かない」と話している。