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上富田町がキャンプ場整備 市ノ瀬に7月オープン

7月にオープンを予定している「市ノ瀬キャンプ場」(8日、和歌山県上富田町市ノ瀬で)
7月にオープンを予定している「市ノ瀬キャンプ場」(8日、和歌山県上富田町市ノ瀬で)
 和歌山県上富田町は、同町市ノ瀬でキャンプ場の整備を進めている。町立のキャンプ場は初めて。名称は「市ノ瀬キャンプ場」で、7月1日にオープンする予定。スポーツ合宿の誘致などをしている同町の「南紀ウエルネスツーリズム協議会」(柏木壽夫代表理事)を施設の指定管理者とする議案を、8日に開会した6月議会に提出した。


 町によると、キャンプ場の広さは約1800平方メートル。市ノ瀬の富田川沿いにある市ノ瀬河川公園に隣接しており、目の前を流れる富田川で川遊びも楽しめる。テントやバーベキューセットの貸し出しを予定している。車で乗り入れられるオートキャンプもできるよう準備しているという。

 指定管理者の選定を巡っては、上富田スポーツセンター(上富田町朝来)など体育施設の指定管理者として十分な実績があり、キャンプ場の近くにある町若もの広場や市ノ瀬体育館などと連携したスポーツ合宿の誘致に活用することができることなどを理由に、申請があった「南紀ウエルネスツーリズム協議会」を選んだという。

 町振興課の平尾好孝課長は「地域の活性化や交流の場としてだけでなく、スポーツとキャンプをセットにした合宿プランも考えている。キャンプ場を、市ノ瀬のにぎわいの場の一つにしたい」と話している。

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