紫色の梅「パープルキング」出荷 南高梅の枝変わり品種
和歌山県のJA紀南管内で、南高梅の枝変わり品種で紅紫色が特徴の大梅「パープルキング」の収穫が始まった。JAは5日から荷受けを、市場への出荷を9日から始めた。20日ごろまで続ける。
2002年ごろ、田辺市内の畑で、南高梅の枝変わりとして見つかった。その後、同JAが権利を譲り受けて「パープル南高」として国に品種登録され、17年に同JAが「パープルキング」として商標登録。梅ジュースや梅酒にすると赤く染まる。
管内でのみ栽培されており、同市の上芳養や中芳養、三栖地域、上秋津、上富田町など合わせて約30戸が栽培。市場出荷のほか、インターネット販売や海外輸出もしており、市場価格は、南高梅より高めという。昨年の荷受量は約11トン。今年は昨年の約1・5倍を見込んでいる。
同JAは「木の成長に伴い生産量は少しずつ増えている。紅紫色のパープルクィーンやミスなでしこに続いて出荷する品種としてつないでいきたい」としている。
2002年ごろ、田辺市内の畑で、南高梅の枝変わりとして見つかった。その後、同JAが権利を譲り受けて「パープル南高」として国に品種登録され、17年に同JAが「パープルキング」として商標登録。梅ジュースや梅酒にすると赤く染まる。
管内でのみ栽培されており、同市の上芳養や中芳養、三栖地域、上秋津、上富田町など合わせて約30戸が栽培。市場出荷のほか、インターネット販売や海外輸出もしており、市場価格は、南高梅より高めという。昨年の荷受量は約11トン。今年は昨年の約1・5倍を見込んでいる。
同JAは「木の成長に伴い生産量は少しずつ増えている。紅紫色のパープルクィーンやミスなでしこに続いて出荷する品種としてつないでいきたい」としている。