和歌山県上富田町は２５日、１５分以上継続して運動やスポーツをした人の参加率を競う「チャレンジデー」というイベントに参加し、岩手県の陸前高田市と対戦する。同日午前０時～午後９時に町有施設を利用した運動やスポーツ、町内でのウオーキングなどをした人は、町チャレンジデー実行委員会事務局の町教育委員会に知らせてほしいという。

　チャレンジデーは、日常的に運動やスポーツを楽しむきっかけづくりを目的に、世界中で毎年５月の最終水曜に開かれている。国内では笹川スポーツ財団（東京都）が主催しており、今年は全国の６８自治体（４月２５日現在）が参加する予定。人口規模がほぼ同じ自治体同士で参加率を競う仕組みで、県内では上富田町のみが参加している。

　町チャレンジデー実行委事務局の藤江康輝さん（２６）は「この日だけ運動をするのでなく、チャレンジデーをきっかけに運動を習慣にしてもらえたらうれしい。ぜひたくさんの方に参加してほしい」と話している。

　運動やスポーツをした人からの連絡は、２５日午後９時まで実行委事務局の町教育委員会（電話０７３９・４７・５９３０、ファクス０７３９・４７・４３３９）で受け付ける。

　昨年は新型コロナの影響で、５月から１０月に延期され、上富田町は参加率４３・４％で対戦した北海道名寄市の３０・６％を上回った。