山中に優雅な白花 希少なヤマシャクヤク咲く
全国的に野生種が減っている希少植物ヤマシャクヤク(ボタン科)が、和歌山県紀南地方の山中で優雅な白い花を咲かせている。花の直径は5センチほど。
ヤマシャクヤクは一つの茎に一つの花を咲かせ、花びらは半開き。その奥に、多くの黄色い雄しべと数本の雌しべの赤っぽい柱頭が見える。茎の高さは30~50センチ。
県内で生えている場所は限られており、開花から2、3日ほどで散ってしまうことから、開花に遭遇するのは難しい。
県のレッドデータブックでは近い将来、野生での絶滅の危険性が高い絶滅危惧1B類、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧に分類されている。和名は山に自生してシャクヤクに似ていることから名付けられたという。
ヤマシャクヤクは一つの茎に一つの花を咲かせ、花びらは半開き。その奥に、多くの黄色い雄しべと数本の雌しべの赤っぽい柱頭が見える。茎の高さは30~50センチ。
県内で生えている場所は限られており、開花から2、3日ほどで散ってしまうことから、開花に遭遇するのは難しい。
県のレッドデータブックでは近い将来、野生での絶滅の危険性が高い絶滅危惧1B類、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧に分類されている。和名は山に自生してシャクヤクに似ていることから名付けられたという。