見頃を迎えたアヤメ(和歌山県田辺市龍神村宮代で)
和歌山県田辺市龍神村宮代、小川呈子さん(58)宅の裏庭でアヤメの花が見頃を迎えている。小川さんは「思った以上にたくさん咲いた。見ていただけたら」と話している。
花は薄紫色でやや大ぶり。50輪近く咲いている。十数年前、亡母が自宅の前に数株植えたのが増えたので、3年前に10株ほど裏庭へ移植した。「何という名前のアヤメなのか聞いていなかった。園芸種ではないか」という。
小川さん宅では庭に植えている植物の大半がニホンジカの食害に遭っているが、「このアヤメとスイセンだけは食べられていない」と話す。
つぼみが一斉に膨らみ始めたのが4月末といい、「花は今月中旬まで楽しめるのでは」と話している。