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ジャバラ粉末で調味料 北山村がスパイス3種発売

新発売する3種類のスパイス=写真はじゃばらいず北山提供
新発売する3種類のスパイス=写真はじゃばらいず北山提供
 和歌山県北山村から特産かんきつ「ジャバラ」の事業を引き継いだ村出資の株式会社「じゃばらいず北山」(北山村下尾井)は、ジャバラの果皮粉末を使ったスパイス3種を新たに発売する。

 3種は、ジャバラの香りや風味が料理のアクセントとなる「じゃばらパウダー」、果皮粉末にカツオの削り粉やしょうゆ粉末を加えた和風の「じゃばらダシ醤油」、唐辛子や塩などを加えたピリ辛の「じゃばらペッパー」。いずれも15グラム入りで価格は389円(税込み)。

 同社ではもともと、ジャバラの果汁を搾った後に残る果皮や果肉を乾燥させ、粉末にした商品を5年前から販売していた。花粉症対策として摂取する人が多かったが、これを調味料に活用できないかと考え、昨年夏ごろから新商品の開発に着手。ジャバラ独自の風味との相性を研究し、スパイスが完成した。

 担当者は「ジャバラを使ったポン酢が調味料選手権のご当地調味料部門で最優秀賞に選ばれたこともあり、ジャバラには調味料としての可能性も感じている。スパイスを使ったおいしい料理も提案していけたら」と話している。

 スパイス3種の購入は、通販サイト「じゃばら村」(https://kitayama-jabara.jp/)や電話(0120・928・933)で予約を受け付けており、3月上旬の発送を予定している。県内の小売店でも販売する予定。

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