串本町でも3回目の集団接種スタート 新型コロナワクチン
新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、和歌山県串本町は29日、高齢者を対象とした3回目のワクチンの集団接種を同町サンゴ台のくしもと町立病院で始めた。高齢者については3月上旬までに終える予定。町福祉課は「オミクロン株による感染が拡大しており、できるだけ早く打ってもらえるよう無事故で取り組んでいきたい」と話している。
同課によると、同町では28日現在、12歳以上の町民のうち、86・18%に当たる1万2525人がワクチンを2回接種したという。
18歳以上が対象となる3回目の接種は昨年12月20日から、町立病院の医師や看護師らを対象に始まった。29日からの高齢者を対象とした集団接種は年齢が高い順から進め、初日は471人が接種した。同町和深の女性(92)は「絶対に受けなくてはならないとは思っていなかったが、年も年だし感染も広がっているので、今日は3回目の接種を受けることができて一安心」と話した。
使用するワクチンはこれまでファイザー製のみだったが、2月中旬以降はモデルナ製を使用する見通し。1、2回目とは異なるワクチンを使う「交互接種」になる人も出てくるが、同課の中田匠課長は「交互接種でもそんなに副反応は変わらないというデータもあり、逆にモデルナを使うと抗体価がより高くなるとも言われている。好き嫌いでワクチンを選ぶのではなく、一日も早く順番通りに接種をしていただきたい」と呼び掛けている。
64歳以下の町民については、新たに対象となる5~11歳の子どもも合わせ3月中に集団接種を始め、4月末までには終わりたいとしている。
同課によると、同町では28日現在、12歳以上の町民のうち、86・18%に当たる1万2525人がワクチンを2回接種したという。
18歳以上が対象となる3回目の接種は昨年12月20日から、町立病院の医師や看護師らを対象に始まった。29日からの高齢者を対象とした集団接種は年齢が高い順から進め、初日は471人が接種した。同町和深の女性(92)は「絶対に受けなくてはならないとは思っていなかったが、年も年だし感染も広がっているので、今日は3回目の接種を受けることができて一安心」と話した。
使用するワクチンはこれまでファイザー製のみだったが、2月中旬以降はモデルナ製を使用する見通し。1、2回目とは異なるワクチンを使う「交互接種」になる人も出てくるが、同課の中田匠課長は「交互接種でもそんなに副反応は変わらないというデータもあり、逆にモデルナを使うと抗体価がより高くなるとも言われている。好き嫌いでワクチンを選ぶのではなく、一日も早く順番通りに接種をしていただきたい」と呼び掛けている。
64歳以下の町民については、新たに対象となる5~11歳の子どもも合わせ3月中に集団接種を始め、4月末までには終わりたいとしている。