刑法犯20年連続で減少 和歌山県警が犯罪情勢
和歌山県警は、2021年中の県内の犯罪情勢をまとめた。それによると、刑法犯認知件数(暫定値)は3311件(前年比588件減)で、02年から20年連続の減少となった。
刑法犯認知件数のうち、自転車盗、暴行などの街頭犯罪が1410件(前年比298件減)、殺人、強盗などの重要犯罪が42件(同3件減)、侵入盗が212件(同71件減)と、いずれも減少した。
街頭犯罪の中では万引が619件(前年比11件減)と最も多く、全体の18・7%を占めた。次いで自転車盗の375件だった。
一方、詐欺は183件と前年より26件の増加。中でも特殊詐欺は59件(前年比27件増)で、被害額は約9066万円(同6718万円減)だった。金融機関やコンビニエンスストアでの声掛けなどの協力により、85件(同48件増)の水際阻止があった。特殊詐欺に特化した専用窓口「ちょっと確認電話0120―508(これは)―878(わなや)」も被害抑止効果を上げているという。
乗り物盗、車上狙い、侵入盗は、刑法犯認知件数の約4分の1を占めており、そのうちの69%が無施錠だった。
刑法犯が減少している要因について県警生活安全企画課は「自主防犯の取り組みや各種啓発活動の積み重ねの効果が出ているのではないか」と話している。
刑法犯認知件数のうち、自転車盗、暴行などの街頭犯罪が1410件(前年比298件減)、殺人、強盗などの重要犯罪が42件(同3件減)、侵入盗が212件(同71件減)と、いずれも減少した。
街頭犯罪の中では万引が619件(前年比11件減)と最も多く、全体の18・7%を占めた。次いで自転車盗の375件だった。
一方、詐欺は183件と前年より26件の増加。中でも特殊詐欺は59件(前年比27件増)で、被害額は約9066万円(同6718万円減)だった。金融機関やコンビニエンスストアでの声掛けなどの協力により、85件(同48件増)の水際阻止があった。特殊詐欺に特化した専用窓口「ちょっと確認電話0120―508(これは)―878(わなや)」も被害抑止効果を上げているという。
乗り物盗、車上狙い、侵入盗は、刑法犯認知件数の約4分の1を占めており、そのうちの69%が無施錠だった。
刑法犯が減少している要因について県警生活安全企画課は「自主防犯の取り組みや各種啓発活動の積み重ねの効果が出ているのではないか」と話している。