鹿のシュークリーム!? 本宮中で調理実習
和歌山県田辺市の本宮中学校で14日、3年生10人が塩味のシュー生地に鹿肉などを挟んだ「鹿のシュークリーム」作りを体験した。フランスの郷土料理をアレンジしたもので、生徒は未知の味を堪能した。
講師は地元の洋菓子店「choux(シュー)」の矢倉実咲さん(29)と同市上芳養のフランス料理店「Caravansarai(キャラバンサライ)」の更井亮介さん(32)。2人は2020年に共同制作したTシャツの売り上げを地域振興のために寄付しており、今回の調理実習もその一環。食について深く考えるきっかけになればと企画した。
実習では、最初に矢倉さんと更井さんが作り方を実演。矢倉さんが牛乳や水、バター、塩が入った鍋が沸騰した時に小麦粉を入れる▽その後しっかり炒める▽焼いている途中にオーブンを開けない―とうまく作れるポイントを生徒に伝授した。シュー生地が焼き上がった後、生地の間に軽く焼いた鹿肉と地元産のレタス、クリームなどを挟んだ。
シュー生地が焼き上がるまでの間、更井さんがジビエについて紹介。シカやイノシシは畑を荒らしたり、車とぶつかったりと害があるが「天然のすごくおいしい食材」と強調した。食材や料理に関わる全ての人に感謝し、「いただきます」「ごちそうさまでした」という気持ちを持つ大切さについても説明した。
実演を見た後、生徒も調理を体験。齊藤聖虹君(15)は「最初メニューを聞いてどんなものができるかイメージが湧かなかった。洋風でおいしかった。シュー生地を混ぜるのが難しかった」と話した。
矢倉さんは、昨年12月にも同校で生徒と一緒に地元の梅やユズなどを使ったシュークリームを作った。
講師は地元の洋菓子店「choux(シュー)」の矢倉実咲さん(29)と同市上芳養のフランス料理店「Caravansarai(キャラバンサライ)」の更井亮介さん(32)。2人は2020年に共同制作したTシャツの売り上げを地域振興のために寄付しており、今回の調理実習もその一環。食について深く考えるきっかけになればと企画した。
実習では、最初に矢倉さんと更井さんが作り方を実演。矢倉さんが牛乳や水、バター、塩が入った鍋が沸騰した時に小麦粉を入れる▽その後しっかり炒める▽焼いている途中にオーブンを開けない―とうまく作れるポイントを生徒に伝授した。シュー生地が焼き上がった後、生地の間に軽く焼いた鹿肉と地元産のレタス、クリームなどを挟んだ。
シュー生地が焼き上がるまでの間、更井さんがジビエについて紹介。シカやイノシシは畑を荒らしたり、車とぶつかったりと害があるが「天然のすごくおいしい食材」と強調した。食材や料理に関わる全ての人に感謝し、「いただきます」「ごちそうさまでした」という気持ちを持つ大切さについても説明した。
実演を見た後、生徒も調理を体験。齊藤聖虹君(15)は「最初メニューを聞いてどんなものができるかイメージが湧かなかった。洋風でおいしかった。シュー生地を混ぜるのが難しかった」と話した。
矢倉さんは、昨年12月にも同校で生徒と一緒に地元の梅やユズなどを使ったシュークリームを作った。