トサカカモメ今季も飛来 和歌山県みなべで29度目の冬
頭頂部の羽毛が逆立っている個性的なセグロカモメ(カモメ科)が、今季も和歌山県みなべ町に飛来した。野鳥愛好家から「トサカカモメ」や「キングカモメ」などと呼ばれ人気がある。初確認から29シーズン目の越冬になり、住民らも「今季も来てくれてよかった」と喜んでいる。
みなべ町で初めて確認されたのは1993年12月。それ以来、毎年越冬で飛来しており、同町堺の紀州日高漁協南部町支所や南部湾などで目撃されている。
野鳥でごくまれな年齢が分かるものとして日本野鳥の会県支部会員らも注目している。会員によると、セグロカモメは一般的に4回目の冬を迎えて成鳥の姿になる。初確認の時点ですでに成鳥だったことから、年齢は30歳を超えているという。
セグロカモメは、全長約60センチ、翼を広げると1・4メートルほどになる。冬鳥として紀南各地に飛来する。
みなべ町で初めて確認されたのは1993年12月。それ以来、毎年越冬で飛来しており、同町堺の紀州日高漁協南部町支所や南部湾などで目撃されている。
野鳥でごくまれな年齢が分かるものとして日本野鳥の会県支部会員らも注目している。会員によると、セグロカモメは一般的に4回目の冬を迎えて成鳥の姿になる。初確認の時点ですでに成鳥だったことから、年齢は30歳を超えているという。
セグロカモメは、全長約60センチ、翼を広げると1・4メートルほどになる。冬鳥として紀南各地に飛来する。