毎週日曜ワンコインで案内 潮岬でジオガイドツアー
南紀熊野ジオパークガイドの会(上野一夫会長)が今月から毎週日曜、和歌山県串本町潮岬にある南紀熊野ジオパークセンター周辺の見どころを案内する「潮岬ホリデーガイドツアー」を始めた。ワンコイン(500円)で、ジオや歴史などについて教わることができる取り組み。上野会長(73)は「気軽に利用してほしい」と呼び掛けている。
南紀熊野ジオパークセンターを訪れる多くの人に、本州最南端の地である潮岬の魅力をもっと知ってもらいたいと始めた。当初は今年の春からのスタートを目指していたが、コロナ禍のために延期していた。
ツアーは毎週日曜の午後1時半からでセンターに集合。ガイドが潮岬の地質の成り立ちを説明した後、白蝶貝を求めて串本の人々ががオーストラリア北部のアラフラ海に向かった歴史などを紹介している「潮風の休憩所」、戦争遺跡や海底火山に由来する枕状溶岩がある旭之森、潮御崎神社、鯨山見といった潮岬の見どころを巡る。所要時間は約1時間半で、当日参加もできるが、事前予約を受け付けている。
このツアー以外でガイドを利用する場合は、ガイド1人につき利用者数は原則2~10人で費用は「2時間以内5千円」などとなっていることから、少人数の場合はこのツアーの方がかなり割安。
初日は、メンバーの新見かおるさん=串本町潮岬=が地元の魅力を紹介。参加した新宮市の男性(56)は「地元の人しか知らないようなことも教えてもらい、すごく勉強になった。また来たい」と満喫した様子だった。
新見さんは「もっと案内の時間が欲しいぐらい、たくさんの魅力のある場所。これからも頑張りたい」と笑顔。上野会長は「延び延びになっていたのでとりあえずスタートできてうれしいし、これからうまく軌道に乗せていければ。気軽に個人やグループで利用してほしい」と話していた。
年内は26日までで、年始は来月9日から再開する予定という。
問い合わせはガイドの会(0735・67・7730)へ。
南紀熊野ジオパークセンターを訪れる多くの人に、本州最南端の地である潮岬の魅力をもっと知ってもらいたいと始めた。当初は今年の春からのスタートを目指していたが、コロナ禍のために延期していた。
ツアーは毎週日曜の午後1時半からでセンターに集合。ガイドが潮岬の地質の成り立ちを説明した後、白蝶貝を求めて串本の人々ががオーストラリア北部のアラフラ海に向かった歴史などを紹介している「潮風の休憩所」、戦争遺跡や海底火山に由来する枕状溶岩がある旭之森、潮御崎神社、鯨山見といった潮岬の見どころを巡る。所要時間は約1時間半で、当日参加もできるが、事前予約を受け付けている。
このツアー以外でガイドを利用する場合は、ガイド1人につき利用者数は原則2~10人で費用は「2時間以内5千円」などとなっていることから、少人数の場合はこのツアーの方がかなり割安。
初日は、メンバーの新見かおるさん=串本町潮岬=が地元の魅力を紹介。参加した新宮市の男性(56)は「地元の人しか知らないようなことも教えてもらい、すごく勉強になった。また来たい」と満喫した様子だった。
新見さんは「もっと案内の時間が欲しいぐらい、たくさんの魅力のある場所。これからも頑張りたい」と笑顔。上野会長は「延び延びになっていたのでとりあえずスタートできてうれしいし、これからうまく軌道に乗せていければ。気軽に個人やグループで利用してほしい」と話していた。
年内は26日までで、年始は来月9日から再開する予定という。
問い合わせはガイドの会(0735・67・7730)へ。