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高所で救助訓練 関電送配電と田辺市消防

高所作業車を使って作業員を救助する訓練をする参加者(和歌山県田辺市芳養松原1丁目で)
高所作業車を使って作業員を救助する訓練をする参加者(和歌山県田辺市芳養松原1丁目で)
 関西電力送配電和歌山支社の田辺配電営業所と田辺市消防本部はこのほど、田辺市芳養松原1丁目にある同支社の芳養訓練場で、高所での救助を想定した合同訓練を行った。

 この訓練は、高所での救助について、安全面の向上や連携の強化を図るため、定期的に開催している。

 営業所社員による電気設備の概要説明に続いて「電柱上部で作業員が体調不良で動けなくなった」という想定で訓練をした。高所作業車を活用したり、はしごとロープを使ったりして作業員を助け出した。ロープの使い方の講習や連携の確認、意見交換などもあった。

 訓練に初めて参加したという社員は「近年、熱中症のリスクも増えており、訓練を通じて万が一に備えることができた。ロープワークも勉強になった」と話した。

 市消防本部の浅山宜延消防司令は「連携した救助の方が時間を短縮できることを再確認できた」と感想を述べた。

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