海中観光船が運航再開 串本、コロナ対策し半年ぶり
和歌山県串本町有田の串本海中公園センターが4日、コロナ禍の影響で昨年11月上旬から休止していた半潜水型海中観光船「ステラマリス」の運航をゴールデンウイーク(GW)に合わせて再開した。運航は当面、土日曜と祝日に限定。船内に抗ウイルスコーティングを施したり、便数や乗船定員を減らしたりといった新型コロナウイルス感染予防対策をしており、担当者は「安全対策には十分に気を付けていくので、ぜひ乗船いただければ」と話している。
ステラマリスは全長16・8メートル、全幅5メートル。水中にある観覧窓から、ラムサール条約にも登録されているサンゴ群落が広がり、カラフルな魚が泳ぐ美しい海を見ることができる。
センターによると、通常の定員は50人だが、コロナ対策として半分の25人に減らした。コースも乗船時間が通常より10分ほど短い15分程度のショートコースを運航し、便数についても通常13便のところ、換気や消毒を徹底するため6便に減らしている。ただ潮位の関係で運休する便もある。
乗船者にはマスクを必ず着用してもらい、体温が37・5度以上の人は乗船できない。
当初はGWが始まる4月29日からの運航再開を予定していたが、海が荒れた影響で5月4日に延びた。
運航再開の第1便が4日午前10時に出港し、早速観光客が乗船。愛知県から家族3人で訪れていた女子中学生(12)は「和歌山に来たのは初めて。サンゴがすごくきれいだった」と笑顔を見せた。連休中は約170人が乗船したという。
センターの黒田徳仁支配人は「いつ運航を再開するのかという問い合わせを多く頂いていた。安心して美しい海をご覧になっていただきたい」と話していた。
問い合わせは同センター(0735・62・1122)へ。
ステラマリスは全長16・8メートル、全幅5メートル。水中にある観覧窓から、ラムサール条約にも登録されているサンゴ群落が広がり、カラフルな魚が泳ぐ美しい海を見ることができる。
センターによると、通常の定員は50人だが、コロナ対策として半分の25人に減らした。コースも乗船時間が通常より10分ほど短い15分程度のショートコースを運航し、便数についても通常13便のところ、換気や消毒を徹底するため6便に減らしている。ただ潮位の関係で運休する便もある。
乗船者にはマスクを必ず着用してもらい、体温が37・5度以上の人は乗船できない。
当初はGWが始まる4月29日からの運航再開を予定していたが、海が荒れた影響で5月4日に延びた。
運航再開の第1便が4日午前10時に出港し、早速観光客が乗船。愛知県から家族3人で訪れていた女子中学生(12)は「和歌山に来たのは初めて。サンゴがすごくきれいだった」と笑顔を見せた。連休中は約170人が乗船したという。
センターの黒田徳仁支配人は「いつ運航を再開するのかという問い合わせを多く頂いていた。安心して美しい海をご覧になっていただきたい」と話していた。
問い合わせは同センター(0735・62・1122)へ。