梅の剪定枝、出荷40万本見込む JA紀州が荷受け開始
JA紀州(和歌山県)の選果場や集荷場で2日、正月の飾りに使う梅の剪定(せんてい)枝の荷受けが始まった。約40万本の市場出荷を見込んでいる。
JAの合併前から、山間部の田辺市龍神村や日高川町の美山地域から出荷していたが、みなべいなみ梅部会で本格出荷し始めて今年で5年目。
剪定して処分される枝を利用して、少しでも農家の収益につなげようという取り組みで、「ズバイ」と呼んで出荷している。生産者にとっては、出荷のためには一手間かけなければいけないが、収益になり、剪定作業が早く進むという良さもあるという。
農家はきれいな枝を選び、長さ40センチにそろえて箱に詰める。縁起物であるため、傷や病気のない、緑色で美しい枝が良く、品質によって2段階に分けて出荷している。主な出荷先は関西の市場。
荷受けは、みなべ町の統合選果場や清川事業所、印南町の稲原駅前集荷場の3カ所。40人くらいの出荷者がいるとい、9日まで計4日の荷受けを予定している。2日は20万7700本の荷受けがあった。出荷したみなべ町埴田の森下秀夫さん(59)は「剪定枝の出荷は3年目になるので、だいぶ要領がつかめてきた。今年は塩害の影響もなく、良い枝を多く出せそう」と話した。
JA紀州みなべ営農販売センターの営農指導員、廣澤健仁さんは「市場や消費者の需要はまだまだあるので、生産者へのメリットをもっと大きく、明確に出せる形にし、さらに、生産者の助けとなるよう発展させていきたい」と話す。
JAの合併前から、山間部の田辺市龍神村や日高川町の美山地域から出荷していたが、みなべいなみ梅部会で本格出荷し始めて今年で5年目。
剪定して処分される枝を利用して、少しでも農家の収益につなげようという取り組みで、「ズバイ」と呼んで出荷している。生産者にとっては、出荷のためには一手間かけなければいけないが、収益になり、剪定作業が早く進むという良さもあるという。
農家はきれいな枝を選び、長さ40センチにそろえて箱に詰める。縁起物であるため、傷や病気のない、緑色で美しい枝が良く、品質によって2段階に分けて出荷している。主な出荷先は関西の市場。
荷受けは、みなべ町の統合選果場や清川事業所、印南町の稲原駅前集荷場の3カ所。40人くらいの出荷者がいるとい、9日まで計4日の荷受けを予定している。2日は20万7700本の荷受けがあった。出荷したみなべ町埴田の森下秀夫さん(59)は「剪定枝の出荷は3年目になるので、だいぶ要領がつかめてきた。今年は塩害の影響もなく、良い枝を多く出せそう」と話した。
JA紀州みなべ営農販売センターの営農指導員、廣澤健仁さんは「市場や消費者の需要はまだまだあるので、生産者へのメリットをもっと大きく、明確に出せる形にし、さらに、生産者の助けとなるよう発展させていきたい」と話す。