渋柿分けてもらい3千個 みなべ町社福協が干し柿作り
みなべ町社会福祉協議会(和歌山県)の福祉農園メンバーが、干し柿作りをしている。地域の人の善意で、利用しない渋柿を収穫させてもらっており、できた干し柿は産直店で販売する。
今年で4年目。家に柿の木はあるが収穫しない人に声を掛けて、無償で譲ってもらっている。「他の人にも頼んであげる」と言ってくれる人もいて広がり、今は町内や印南町の計6軒が協力してくれているという。
今年は、10月中旬ごろから収穫し始めた。皮をむいて、ひもに結び付けて、同町市井川にある小屋につるしている。この小屋も協力者に使わせてもらっている。渋みを取ったり、糖度を上げたり、カビを防止したりできるとして焼酎を吹き付けている。
2、3週間くらい干して出来上がる。全部で3千個くらい干す見込みといい、干し柿のすだれが、晩秋の山里らしい風景をつくっている。
町社福協職員の上野信之さん(58)は「福祉に関心を持ち、快く応援してくれる人がいてうれしい。作業を通じて福祉農園の仲間意識が高まり、お客さんに買っていただく喜びも感じられるし、まちの人とつながりがつくれることはありがたい」と話す。
今年で4年目。家に柿の木はあるが収穫しない人に声を掛けて、無償で譲ってもらっている。「他の人にも頼んであげる」と言ってくれる人もいて広がり、今は町内や印南町の計6軒が協力してくれているという。
今年は、10月中旬ごろから収穫し始めた。皮をむいて、ひもに結び付けて、同町市井川にある小屋につるしている。この小屋も協力者に使わせてもらっている。渋みを取ったり、糖度を上げたり、カビを防止したりできるとして焼酎を吹き付けている。
2、3週間くらい干して出来上がる。全部で3千個くらい干す見込みといい、干し柿のすだれが、晩秋の山里らしい風景をつくっている。
町社福協職員の上野信之さん(58)は「福祉に関心を持ち、快く応援してくれる人がいてうれしい。作業を通じて福祉農園の仲間意識が高まり、お客さんに買っていただく喜びも感じられるし、まちの人とつながりがつくれることはありがたい」と話す。