堺漁港の防波堤と護岸補強 地震・津波に備え和歌山県
和歌山県みなべ町の堺漁港で、県が防波堤や護岸などの補強工事をしている。生産拠点漁港であり、大地震・津波が発生した場合、漁港機能の損失で被災地域だけでなく、広域的な経済被害が懸念されることから、浸水被害の軽減や漁業の早期再開につなげようと、耐震・耐津波対策をしている。
水産生産基盤整備事業として、2018年度から測量調査や設計に入り、19年度に着工。27年度の完成を目指している。事業費は約8億円を見込む。町の耐震調査に基づき、県が水産庁とも連携して事業を進めており、対象は漁港の護岸や防波堤、物揚場など。まだ詳細設計が済んでいない部分もある。
これまで、東側の護岸では約154メートルで厚みを増す工事を実施済みで、残り40メートルも工事をする。増す幅は約50センチの部分や、約1・2~1・8メートルの所がある。東側の延長約85メートルの防波堤でも幅を約1・8メートル増すため、工事にかかっているという。
今後、南側の防波堤や護岸、物揚場などで順次整備を進めていく予定。
堺漁港同様に、日高振興局管内では阿尾漁港や塩屋漁港、印南漁港でも整備事業を進める。
水産生産基盤整備事業として、2018年度から測量調査や設計に入り、19年度に着工。27年度の完成を目指している。事業費は約8億円を見込む。町の耐震調査に基づき、県が水産庁とも連携して事業を進めており、対象は漁港の護岸や防波堤、物揚場など。まだ詳細設計が済んでいない部分もある。
これまで、東側の護岸では約154メートルで厚みを増す工事を実施済みで、残り40メートルも工事をする。増す幅は約50センチの部分や、約1・2~1・8メートルの所がある。東側の延長約85メートルの防波堤でも幅を約1・8メートル増すため、工事にかかっているという。
今後、南側の防波堤や護岸、物揚場などで順次整備を進めていく予定。
堺漁港同様に、日高振興局管内では阿尾漁港や塩屋漁港、印南漁港でも整備事業を進める。