和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月13日(月)

鉄道橋から柵の鋼板落下 白浜町椿、金具が腐食か

 9日午後0時半ごろ、和歌山県白浜町椿、JR紀勢線の鉄道橋で、「橋から鉄板らしきものが落下している」と通行人からJR西日本和歌山支社に通報があった。支社によると、落下していたのは柵の一部の鋼板で、長さ約50センチ、幅約5センチ、重さ約1・2キロ。橋の下の町道に落ちていたが、けが人はなかった。列車の運行に影響はないという。

 橋はJR椿―紀伊富田駅間にある「見草川橋梁」。柵は、作業員が点検時などに使う歩道に設けた転落防止柵で、部品を固定する金具が振動や雨水により腐食したことで落下したとみられるという。

 柵は今後修繕する予定。管内にある同様の転落防止柵についても点検するという。