和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月21日(土)

名刺に特産品の写真 県職員がひだかブランドアピール

「ひだかブランド」を写真などで紹介している名刺
「ひだかブランド」を写真などで紹介している名刺
 和歌山県日高地方の産品ブランド「ひだかブランド」をPRしている日高振興局は、職員の名刺のデザインに、ブランド選定品の写真やPR文を取り入れている。

 ひだかブランドは、日高地方の1市6町と振興局でつくる協議会が、各市町発祥の産品を推奨品として選んでアピールしている取り組み。人気と知名度を確立している「日高発祥ブランド」と、PRして普及を目指す「日高新星ブランド」の2種類がある。

 職員が業務で接する人たちと交換する名刺を、ひだかブランドのPRに役立てようと企画した。

 名刺の裏面に「日高発祥ブランド」「日高新星ブランド」それぞれについて、現在選定されている特産品の一部のカラー写真と名称を印刷している。

 この他、このほど作成したひだかブランドのロゴマークとともに「日高地方で生まれた特産品」という文字を入れている。

 ひだかブランドを紹介する日高地方の公式観光総合ウェブサイト「紀中を巡るHidaka History」のQRコードも印刷し、興味を持ってもらえるようにした。

 振興局職員でつくる広報担当のプロジェクトチームは「一人でも多くの人の目に触れてもらえるよう、日高振興局職員全体にこのデザインを取り入れるよう呼び掛けている。名刺でひだかブランドを効果的にアピールしていきたい」と話している。