ジャムにドレッシング、健康茶 山菜のイタドリで新製品3種
和歌山県林業試験場(上富田町)と県工業技術センター(和歌山市)、日高川町生活研究グループ美山支部「イタドリ部会」は、郷土の山菜イタドリ(ゴンパチ)の新商品3種を共同開発した。「美山の贅(ぜい)」と名付け、23日から販売する。ジャムペースト、ドレッシング、健康茶の3商品がある。
試験場は2017年度から、イタドリの優良系統の選抜や増殖に取り組み、センターとイタドリ部会との共同研究で、機能性成分の分析と商品開発に取り組んできた。その結果、イタドリは通常食用としていない部位の花や葉、皮、若芽の先に多くのポリフェノールが含まれていることが分かった。これらの部位を活用した商品開発に取り組み、意見交換と試作を繰り返しながら完成にこぎ着けた。
ジャムペーストは若芽の先を活用。爽やかな甘さの中にイタドリの風味が感じられ、パンやヨーグルトのほか、料理のアクセントにも使えるとしている。100グラム当たりのポリフェノールは480ミリグラム。140グラム入り、500円(税別)。
ドレッシングはジャムペーストをベースに作った。サラダだけでなく、肉料理やパスタ料理にも使えるという。100グラム当たりのポリフェノールは290ミリグラム。150cc入り、500円(税別)。
健康茶は花と皮をブレンドしている。爽やかで懐かしい香りと味が楽しめるとPRしている。200ミリリットルの茶に33ミリグラムのポリフェノールが含まれる。ティーバッグ3グラム5個入り、300円(税別)。
試験場は「色と食味にこだわり、えぐみを出さずにイタドリらしさをどう表現するかが難しかった」と話している。
販売するのは日高川町船津の「San Pin(サン ピン)中津」(0738・54・0541)と同町初湯川の「道のほっとステーションみやまの里(美山ふるさと産品販売所)」(0738・57・0113)の2カ所。
試験場は2017年度から、イタドリの優良系統の選抜や増殖に取り組み、センターとイタドリ部会との共同研究で、機能性成分の分析と商品開発に取り組んできた。その結果、イタドリは通常食用としていない部位の花や葉、皮、若芽の先に多くのポリフェノールが含まれていることが分かった。これらの部位を活用した商品開発に取り組み、意見交換と試作を繰り返しながら完成にこぎ着けた。
ジャムペーストは若芽の先を活用。爽やかな甘さの中にイタドリの風味が感じられ、パンやヨーグルトのほか、料理のアクセントにも使えるとしている。100グラム当たりのポリフェノールは480ミリグラム。140グラム入り、500円(税別)。
ドレッシングはジャムペーストをベースに作った。サラダだけでなく、肉料理やパスタ料理にも使えるという。100グラム当たりのポリフェノールは290ミリグラム。150cc入り、500円(税別)。
健康茶は花と皮をブレンドしている。爽やかで懐かしい香りと味が楽しめるとPRしている。200ミリリットルの茶に33ミリグラムのポリフェノールが含まれる。ティーバッグ3グラム5個入り、300円(税別)。
試験場は「色と食味にこだわり、えぐみを出さずにイタドリらしさをどう表現するかが難しかった」と話している。
販売するのは日高川町船津の「San Pin(サン ピン)中津」(0738・54・0541)と同町初湯川の「道のほっとステーションみやまの里(美山ふるさと産品販売所)」(0738・57・0113)の2カ所。