和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは、日本マーケティング協会が主催する「第１２回日本マーケティング大賞」で、地域賞（関西地区）を受賞した。「循環型パーク」を目指した「ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）」の取り組みが評価された。

　アドベンチャーワールドは、循環型パークを目指して希少動物の保護繁殖やパンダが主食とする竹の再利用などに取り組んでいる。このほかにも、企業内保育園の開園や、障害のある子どもとその家族を招待する「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」などを通じて「笑顔あふれる明るい豊かな社会の実現」を目指している。

　今回の日本マーケティング大賞には、１３７件の推薦プロジェクトがあり、グランプリには日本ラグビーフットボール協会・ラグビーワールドカップ２０１９組織委員会が選ばれた。準グランプリは１件、奨励賞は４件。地域賞はアドベンチャーワールドを含む３件だった。