斜面を覆うユキノシタ 田辺市上芳養で群生
和歌山県田辺市上芳養の農業、井本和男さん(72)方で、多年草のユキノシタ(ユキノシタ科)が斜面を覆うように咲いている。
ユキノシタは、観賞用や薬用として知られる。湿った場所を好み、日陰の石垣などに生える。花は5弁あり、そのうち下方の2枚の花びら(約2センチ)が大きく白い。
井本さんによると、昔から自生していて毎年少しずつ増えているという。今年も例年並みの5月初めに咲き始めた。延長30メートルにわたり斜面に群生し、一部のユキノシタは5メートルの高さまで育っている。遠目から見ると雪化粧をしたように見える。
井本さんは「6月初めごろまで咲いている。特に世話をしていないが、気が付けばこんなに多くなった。毎年花の時期が終わる頃に斜面の草刈りをするが、ユキノシタは残している。新型コロナウイルスの感染症で大変な時期だが、愛らしい花を見ると癒やされる」と話している。
ユキノシタは、観賞用や薬用として知られる。湿った場所を好み、日陰の石垣などに生える。花は5弁あり、そのうち下方の2枚の花びら(約2センチ)が大きく白い。
井本さんによると、昔から自生していて毎年少しずつ増えているという。今年も例年並みの5月初めに咲き始めた。延長30メートルにわたり斜面に群生し、一部のユキノシタは5メートルの高さまで育っている。遠目から見ると雪化粧をしたように見える。
井本さんは「6月初めごろまで咲いている。特に世話をしていないが、気が付けばこんなに多くなった。毎年花の時期が終わる頃に斜面の草刈りをするが、ユキノシタは残している。新型コロナウイルスの感染症で大変な時期だが、愛らしい花を見ると癒やされる」と話している。