和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月17日(火)

段階的に学校再開 田辺市、6月1日から

 和歌山県田辺市は26日、6月1日からの学校再開の指針を発表した。文部科学省の指針では、新型コロナウイルス感染症への十分な対策を取れば通常授業を実施できるとあるが、田辺市は独自の判断で段階的に再開する。

 市の指針によると、1~3日は半日授業。座席距離が近い学級に限って再開後1週間は、1クラスを二つに分けて分散登校する。その後、学校給食が始まるまで弁当持参の通常授業になる。

 給食はそれぞれの調理場が準備でき次第、再開する。自校式の学校は早ければ4日から給食が始まる。

 また、感染予防対策として、1日1回以上、児童生徒が頻繁に触る場所を中心に消毒する。教室の窓はできる限り常時開け、開放が難しい場合でも定期的に換気する。

 すさみ町は、学校再開前の準備として5月28、29日を弁当持参の授業日にし、6月1日から給食を再開して通常授業になる。

 上富田町は6月1日から弁当持参で通常授業が始まり、8日から給食が始まる。

 白浜町は26日の校長会で指針を決定する。