和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

加盟店へ消毒液とマスク配布 田辺飲食業組合

消毒液の小分け作業をする田辺飲食業組合の執行役員(19日、和歌山県田辺市新庄町で)
消毒液の小分け作業をする田辺飲食業組合の執行役員(19日、和歌山県田辺市新庄町で)
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、和歌山県の田辺飲食業組合(勘代兼司組合長)は、アルコール消毒液とマスクを加盟156店に配布している。

 組合が加盟店への配布を検討していたところ、加盟しているケーキ店「カフェ・マイユ」(田辺市下万呂)から、消毒液が入った一斗缶(18リットル)5缶が贈られた。また、マスクは県飲食業組合が県内各支部に配布したもの。

 市内の飲食店で19日、田辺飲食業組合の執行役員7人が、消毒液を500ミリリットルのペットボトルに分ける作業をした。各店にペットボトル1本とマスク2枚を配布し、消毒液はペットボトルから専用の容器かガラス容器に移し替えて使ってもらう。

 勘代組合長(42)は「皆で協力し合うことで、この状況を乗り越える力になれば」と話した。