新型コロナウイルス感染症対策で外出自粛が続く中、和歌山県みなべ町商工会青年部は町内の飲食店を応援しようと、青年部広報紙「あきんどかわらばん」の特別編にテークアウト（持ち帰り）ができる店の特集をした。５月の町広報誌と一緒に配布する。


　青年部広報紙は３カ月に１回を目安に発行し、青年部の活動などを紹介しているが、今回は苦境の飲食店を応援し「外食もままならない状況になってきているが、あのお店の味が食べたい」という期待に応えようと考えた。

　商工会に加盟する店に声を掛け、焼き肉店やレストラン、居酒屋など１９店を紹介。店の連絡先、メニュー、営業時間などを掲載している。

　青年部では広報紙の他に、部員が各店のメニューの写真を撮り、青年部フェイスブックや観光協会ホームページなどでも紹介していく予定だという。

　楠谷和弘青年部長（３９）は「ありがたいという反応もあった。町内にもたくさんテークアウトができる店があるので、みんなでこの難局を乗り越えようという思いで活用いただけたら」と話す。

　あきんどかわらばんで紹介している店は次の通り。

　【芝・北道地区】

　北京飯店、おかずのにしやま、松寿司、喜多八、お好み焼き・こと、焼肉韓白、料理仕出し・菊水、吾妻寿司、恵比寿屋

　【埴田・気佐藤・東吉田・東本庄地区】

　高砂食品、居酒屋万作、居酒屋まま、御厨きょう屋、たこ焼きとおでんの店・酒栄、お好み・えびす、カフェドマンマ、海鮮房井乃芳、民宿リッチ、喫茶梅乃里