和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月23日(土)

ウェブで移住相談 新型コロナ拡大受け和歌山県

 和歌山県の移住相談窓口「わかやま定住サポートセンター」は、テレビ会議システムを活用した「ウェブ相談」を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で窓口への来訪者が少なくなる中、家にいながらパソコンなどを通じて相談することができる。

 同センターは東京都、大阪府、和歌山市に窓口を設けているが、新型コロナウイルスの流行により相談に訪れる人が減っている。東京都や大阪府などで予定していた移住セミナーも相次いで中止となった。

 ウェブ相談は完全予約制。相談希望日の2日前までに、同センターの和歌山窓口(電話073・422・6110、メールe0222002@pref.wakayama.lg.jp)へ申し込む。

 受付時間は午前10時~午後5時半。火曜と祝日は定休。

■移住者の不安解消 ナビゲーター制度創設

 県は、県外からの移住希望者や移住して間もない人らにアドバイスしたり、情報提供したりする「わかやまナビゲーターズ制度」を創設した。登録されたナビゲーターが自らの経験を生かしながら、疑問や不安を解消するための手助けをする。登録者を募集している。

 ナビゲーターは、地域活動に熱心に取り組んでいる人や起業している人、就農している人などを想定。登録後、県の移住ポータルサイト「WAKAYAMA LIFE」で自己PRなどが公開される。

 サイトを閲覧した移住希望者らが相談を希望すれば、わかやま定住サポートセンターが仲介する。

 登録方法は申込書に必要事項を記入し、県移住定住推進課へ提出する。申込書は「WAKAYAMA LIFE」からダウンロードできる。

 問い合わせは、同課(073・441・2930)へ。