和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月22日(金)

和歌山で70代男性死去 新型肺炎、西日本で初

 和歌山県は28日、新型コロナウイルスに感染し、入院していた70代の農業男性(湯浅保健所管内在住)が亡くなったと発表した。院内感染が疑われた済生会有田病院(湯浅町)に受診歴がある。西日本では初めてとなる。

 男性は1日に風邪のような症状を発症。6日に高熱を出し、有田病院を受診して入院。肺炎と診断された。13日に転院し検査した。重症で、人工呼吸器を装着して治療を続けていた。22、24日に検査して陰性だった。26日に呼吸状態が悪化していたという。